生存戦略(旧・ラングリッチ学習記)

ラングリッチのことと、日々なんとなく思っていることとかをぶつぶつつぶやきます。

学生のうちにやっておきたかったこと。

僕は今社会人4年生になります。

仕事のこと、プライベートで行なっている活動、全てにおいて、たくさんの出会いがあり、そして、知識を仕入れるタイミングがあります。

特にルーチンでない仕事や、プライベートでの新たなチャレンジ、新しい人との交流のなかでは、色々なことを知ることができます。
時には参考になる文献、書籍、映画、漫画、小説、ゲーム、あらゆることを紹介されます。
あったほうがいい人、ウォッチしておいたほうがいいこと、なども聞くことがあります。

僕は今、ある軸をもって活動しています。ここではその軸はどうでもいいことです。
しかし、いま切実に感じていることは、とにかくその軸に添って新しいことを整理していく時間がないということです。

時間がない。

大学生の時は、正直時間がありました。
今思うのは、まずあの時になぜ、やっておかなかったのかということ。
考えてみると、自分の軸を決めるのにそもそも時間がかかりすぎた。
もやっとしたものを整理しきれないまま社会人になってしまったということです。

で、今やりたいことというのは、軸が決まった上で、しっかりインプットして、それをアウトプットに変えていくというサイクルの確立です。

例えば、書籍を読む。それを実際にまとめ、自分の意見でも添えて公開してみる。
そうすると、知人から良いフィードバックが帰ってくるはずなのです。

「君はそういうところに重点をおいてまとめたんだね。それはまとめから伝わってくる。でもこういう読み方もあるよ」

「まとめた上でそういう感想もあるとおもうけど、実はこういう感想を僕は抱いた」
「ほう、それはなぜ?」
「じつは子供の時にこういう体験をしていて、その文脈からこうこうで~~」


などなど。

こういうポジティブ・フィードバックが返ってくるのが、アウトプットの醍醐味であり、
そこからインプットがまた始まるということです。

「へぇ」で終わるのがまったくもってもったいない。

大学生の時は、そもそもこういったインプットの機会がなかなかなかった。
良い人との出会いがあり、軸が決まっていれば、このサイクルがいいスピードで回る。

時間があれば。

時間がないとそもそもインプットしたことをしっかりアウトプットしていくことができずに、
なんとなく「へぇ」と思うだけでそこからの発展がありません。
これは非常にもったいない。

なので、今やろうと思っていることというのは、多少知識のインプットを遅くしてでも、気になったことについては少し掘り下げたり、色々なところでアウトプットしてフィードバックをもらおうということです。腰を据えるということです。

さて、タイトルの大学生のときにやっておきたかったことというのは、当たり前のようですが、軸を決めてその軸にそって色々な人とあって、知見を仕入れた上で、それをアウトプットして、またいろいろな人に見てもらうということです。
このことを意識してやっているかどうかで、おそらく学びの質、スピードともに、全く違うことになり、その後の人生も有意義に過ごせるのではないか、と思うのです。


そういう意味で、いまフェイスブックとかTwitterというのは、それを可能にするツールであり、大学生や高校生は、おそらくいまの社会人たちとは違った成長の仕方をするのだろうなと思います。

なぜなら、そのアウトプットの質をいくらでも高められるためのツールが揃っているからです。
これ、すごいことですよ。
ヘタしたら、数十倍ぐらいの差がつくので、是非意識の高い()大学生には、腰を据えたアウトプットインプットのサイクルを作り、自分の軸を持っていって欲しいものです。
社会人ってそんなに怖い人達じゃないので、社会人の人ともっとコミュニケーションとって、色々聞いてみましょうよ。
人なんてほとんど無限にいるので、微妙だなと思ったら、他の人にも聞いてみればいいじゃないですか。
本当に、時間がほしいんで、時間がある大学生のうちにこういう時間の使い方をしておくことが重要だったんだなあと痛感するところです。

以上。